ルリが家族になった日。大きくなっても変わらない【変な座り方をする猫】

ねこ

今日は、ルリが小さな時の話です。ルリのお母さんは、初めての出産、子育てで、母乳がほぼ出なかった上に、お世話もしなかったので、ルリのお母さんの飼い主さんが昼も、夜も頑張ってミルクをあげて何とか成長できました。

私はルリが生まれてくる1年以上前から、ルリを家族に迎えたくて、生まれてくる予定は未定の状態で飼い主さん(キャッテリーさん)とメールでのやり取りをしたのを覚えています。

ルリを我が家に迎えるために、家族3人で愛知までルリに会いに行ったのも、楽しい思い出です。ラグドールがたくさんいて、みんな興味津々で、お出迎えしてくれて、とっても可愛かったのと、今まで触ったどの猫よりも、ふわふわで柔らかい毛の感触に感動したことを覚えています。

そして今、書いていて、その時、前日に足のじん帯を損傷し、足を固定されていたのを思い出しました。初めて会い、飼い主になるのを認めてもらう場での足の固定…。やってしまった感が拭えなかった記憶が…。

更に、名古屋城では車いすに乗り、裏側からエレベーターでお城に上ったことも、階段を登れなかったため、天守閣に行けなかったこと……なかなかできない良い体験をしました。と言っておきます。

そして、ルリを迎えに行く日も、何だかんだと事件があり、大変でしたが、忘れられない、今となっては笑える思い出です。

その事件とは、お迎えに行った先は愛知県で、名古屋も近かったので、有名な鰻屋さんでご飯を食べて、「さて、これからルリのお迎えに出発~♪」とお店を出て、駐車場へ行ったところ、年配の男性に「この車は、おたくのですか?」と聞かれ、「はい…。」と答えたところ、その男性が、「ぶつけてしまった」と…。確認すると、運転席側のドアがベコッと凹んで、ドアは開かない状態に…。

おじいちゃんが言うには、「家はすぐそこなんだけど、人数がいたから今日は車で来た。」とのこと、

…そのおじいちゃんの家は、駐車場から見える場所でした。「(何で今日に限って、~歩きなよ!!!)」と心の中で叫んだ覚えがあります。

さらに、おじいちゃんは悪びれなく言いました。「そこのトヨタで直して行けば良いんじゃない?」

確かに我が家はトヨタ車、でも、ルリを迎えてこのまま帰る予定です。というか、1日じゃ直らないよね?代車借りたとしても、東京から名古屋まで返しに来ないといけないのでは?

悪気がないのはわかりますが、とりあえず、事故証明等、保険を使うにも必要なので警察を呼びました。12月下旬の駐車場は寒かったです。寒さに震える娘(当時小学3年生)と私が、あまりにも不憫だったのか(娘があまりにも寒がるので私のコートも娘に着せていました)、鰻屋さんが、警察の検分が終わるまでお店の中で待たせてくれました。外で話を聞いている主人には申し訳なかったけど、鰻屋さん、あの時は、ありがとうございました。普段から行列ができるお店のお昼時、私と娘のために一席空けて、更に温かいお茶まで…感謝です。

その後のお迎え道中は、助手席から運転席に乗り込む、何とも締まらないものでした。ルリをキャリーケースに入れて最後のお別れ、見送られる時も、助手席から乗り込むため、時間が掛かります。12月にコートも無しに見送るには長い時間だったと思います。本当にごめんなさい。

そんなこんなで、東京まで5時間、この日はなぜか時間がとてもかかった記憶があります。その5時間の間、ルリはキャリーケースの中で鳴き続けていましたが、家に到着したルリは、まったく物怖じせず、すぐに部屋中を歩き回り、ご飯、トイレともに問題なしで、その日のうちに無事、家族の一員となりました。

この日の午前中に熱田神宮にお参りに行ったのに、何だか普段より波乱に満ちた日でした。

以上、ルリが我が家に来た日の思い出話です。本当は、事件はまだあったのですが、長くなり過ぎたので、カットしてしまいました。

5か月のルリ、後ろ脚が『てれん』とした座り方をしています。目は真剣ですが、その分、座り方は微笑ましいです。
3歳のルリ、気を抜いて座るときは、やっぱり後ろ足が1本、『てれん』とした座り方になっています。大きくなってもそこは変わらない、可愛いところです。

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