先週(10月16日の土曜日)、甲州街道を車で走っていると、前の車がJRAの車でした。
東京競馬場で出走したお馬さんですね~!家に帰って「スゲヌマ」の名前で調べましたが、1939年に活躍していた別名:カーネーシービーという、1938年に第7回東京優駿競走(日本ダービー)に優勝したお馬さんしか検索にヒットしませんでした。
ますます、車の中がどんなお馬さんだったのか気になるところです。
話は変わりますが、私は馬が好きです。ポニーや道産子も可愛いですが、一番好きなのはサラブレッドです。昔、北海道で見た足先の毛が長い大型のお馬さん(名前は忘れてしまいました)も迫力があり好きですが、身近に会える中ではやっぱり、サラブレットが好きです。
高校生の時、友達が乗馬を習っていて、私は付きそいで、よく乗馬クラブへ行き見学をしていました。
まあ、乗馬クラブと言っても、田舎なので、とても小さな乗馬クラブです。
その分、近くで馬を見せてもらったり、友達がレッスンする様子をこれまた近くで見学させてもらったりしていました。
その友達は、運動神経が本人も認めるくらい、イマイチなので、なかなか上達は難しかったようです。何と言うか、馬はお利巧なので、彼女のことをバカにするほどではなくても、少し侮っていたことは間違いないです。(命令を無視してた…)
彼女が乗馬している間に乗馬クラブの好意で、蹄鉄を装蹄するのも見学したこともあります。調べたところによると装蹄には熱装装蹄と冷装装蹄という方法があるようです。
熱装装蹄は、鉄製の蹄鉄をつける時に行われる一般的な方法で、蹄鉄を赤くなるまで熱して蹄に合った形に整え、(蹄鉄の形が決まったら)熱いままの蹄鉄を蹄に当て、焼き付けを行い、その後微調整して釘で打ち付ける方法。
冷装装蹄は、競走馬用のアルミニウム製の兼用鉄を履かせる時に用いられ、熱することなく取り付けるために冷装と呼ばれる方法。
私が見学したのは、熱装装蹄と呼ばれる方法です。当時、馬から、蹄鉄を外す際に引き抜いた釘が、思った以上に太い釘だったこと、蹄を削る(なんと表現したら良いのしょうか…シュッシュッと切る?も微妙に違う…)様子、熱い蹄鉄を蹄に「ジュッ~」と押し付ける様子。すべてが驚きの体験だったことを、25年以上経った今でも、鮮やかに思い出されます。
そして馬自身も、冬は夏毛よりポワポワしているし、目もまつ毛がクルンとカールしていて、本当に可愛いです。
昔、競馬場のパドックで競走馬をよく見学したりしてましたが、競走馬はサラブレットの中でも、やはり格別の美しさです!最近は直に足を運ぶことはありませんが、たまにテレビ越しに見ても、やっぱり「キレイだな~」と思います。なので、馬たちが怪我も故障もなくレースを終え帰って行く様子をみると素直に「良かった~」と思います。
学生の頃は、北海道に旅行に行けば、引退した子たちを見学に行ったりするのも楽しかった思い出です。引退馬たちは、本当に性格がそれぞれ違っていて、柵の近くまで来てくれる気さくな子もいれば、絶対に近くには来てくれない子もいたり…で、それも驚きでした。
明日は日曜日、出走するすべての競走馬が、無事にレースを終えれますように!
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