~猫の恩返し~ 看病ですか?と思いきや…。

ねこ

 娘が怪我をした際、患部を足で冷やすために、桶に水を張り、保冷剤を浮かべていました。日頃、飼い主である娘(猫を欲しがり、娘の強い希望でルリを家族に迎えた経緯があり、ルリの命に責任を持たせる意味もあり、ルリのかかりつけの病院やその他、諸々の登録は可能な限り、娘の名前になっています)を自分の子分か妹分(喧嘩遊びをする相手)としか思っていなさそうな暴君ルリが、足を冷やしている娘にポテポテ歩み寄って行きます。

 そして、まるで「痛いの、痛いの~、私のぺロペロで~飛んで行け~!」とばかりに娘の足を舐め始めました。その光景は、心温まるものでした…が、最終的には冷たくなった水をひたすら飲む!という感じに落ち着きました。

一生懸命舐めてくれますが、そこはやっぱり猫の舌。ザリザリですが、可愛いので我慢するのみ!

 ルリのこの行動、実は我が家ではお馴染みの行動なのです。私は足首のじん帯を切ったり、損傷したりを度々繰り返しており、捻挫しやすい足首なので、桶に水を張って足を冷やす場面が多く、その都度、ルリがやってきます。始めは、足を舐めてくれるのですが、だんだん水面に近づき、足と一緒に水を舐めてしまうと、その後、足のことは忘れてしまうのか、メインは給水になってしまうようです。足を舐めていたのに「あ、お水だ!」とばかりに水に夢中になる姿はとても可愛いです。桶に水が張っていることを理解した後、水面に浮く保冷剤を前足でチョンチョンしたかと思えば、冷たかった(濡れた)のが嫌だったのか、すぐにペロペロする姿も、これまた可愛いです。

 よく、雑誌などで水をあまり飲まない猫さんに水を飲ませる工夫が取り上げられていることがありますが、我が家に無縁のようです。

 ルリは、水が飲みたいときは給水のお皿の前で座って「にゃ~」と鳴いて、水を催促します。お皿に水が満たされていても、ホコリや自分のふわふわの毛が浮いていると、お皿の前で「にゃ~(交換して!)」と鳴きます。ここがルリの不思議なところで、ルリは、床に落ちている毛や、空気清浄機に溜まった毛は、わざわざ自ら舐めとって、食べてしまいます。そのため、ルリと競争するかのように、ルリの毛は見つけたら即、ゴミ箱行き!なのです。なのに、水に浮いた、自分の細いふわふわした毛が1本だけで、「にゃ~(直ちに、水を交換せよ‼)」と言ってくる謎。

お水、交換してください。と鳴いた後、じっとこちらを見るルリ。圧が強い…。

まあ、下僕たる我々人間は、お猫様に従うのみなのですが…。

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